- 2008.08.14 Thursday
絆
神戸で占いをしている りょうです。
熱い熱い夏。
こんな日は涼しいところで読書が進みます。
少しだけ空いた時間などの活用に本を読むと
いいですね〜。
さて、たまたま手に取った本。
別に何てことはない犬が出てくる本なのですが
(犬好きなので)これが泣けてくる!!
誰が読んでも暗くて陰湿な感じがするようですが
私にとっては涙を誘う・・・・。
何が涙かっていうと、犬と人の信頼関係の強さですよ!
主従関係ではなく対等な関係で犬は「友達」である
主人公を探したり守るために一生懸命になったり。
主人公の人間は「友達」であるう犬を探したり、必死に
守ろうとしたり。
犬につけている首輪は二人の友達の「証拠」で、途中で
切れてしまった首輪をくわえて犬は「友達」である主人公を
探すのです。
結局、首輪は探している途中になくしてしまうのですが
再会した犬と主人公は涙ながらに抱き合います。
そのとき犬が「証拠なくして、ごめんね」と泣きながら謝ります。
そのシーンが涙涙涙・・・・。
「そんなの関係なくて、また会えて嬉しいんだ!」
という主人公。
素朴で純粋に「好き」という気持ちを表現していて、それが
胸に響くんですよね〜。
ついつい、人対人だと相手の気持ちとか色々なことを考えてしまう
のですが、相手が動物だと余計なことを考えなくてすむ。
この物語はどこまでも単純すぎるくらいの純粋さを追求している
のですが、犬という動物でそれを表現しています。
だから無理なく「好き」という感情だけを表せます。
対人において、ここまで純粋になれたら、どれだけ強い絆になる
んだろう・・・と考えてしまいました。
人を相手にしてしまうと、純粋さが「奇麗事」にされてしまうことが
多くあって、「都合」を考えて四苦八苦してしまったり、うまくいか
ないことだらけです。
置き換えることなんてできないけど、「好き」の原点に迫るものが
あったように感じます。
単純だけど、純粋なモノを垣間見たように思えました。
なんだか、無性に何かとの深い絆を追求してみたい気持ちにさせ
られました。
異性・動物・目に見えない何か
対象は何でもいいから、絶対的な信頼と純粋な思いで結ばれてみたい!
という思いに気持ちを占められてしまいました。
りょうの占いHPはこちら→remain 〜こころのありか〜
- 日記:りょうのつぶやき
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