今までシリーズでいろいろと書いてきましたが、今回は不倫関係の結末で多かったパターンを紹介します。

これから紹介するお話は決して特定のカップルのお話ではありません。
実際に多かったパターンをランキング形式でお伝えしたいと思います。

 


第3位 【今までの時間を返せ!!】

 

これは自分が独身で相手が既婚者である場合です。

 

いつかは一緒になれると夢見ていたのに、恋人は離婚する気配がないまま気づけば〇年経過・・・。
ふと気づくと自分はとうに結婚適齢期を通り過ぎていて、周りから取り残されていた・・・。
自分の一番旬な時期を不倫相手に捧げてきたのに、結局は自分だけが損をしていた!
という形で夢から覚めたら厳しい現実だけが自分に残されていたという感じです。

 


第2位【独身側が一枚うわて】

 

このケースも結構多いのです。


以前の記事で「関係性をコントロールしやすいのは圧倒的に既婚者側」というお話をしましたが、このケースは既婚者側が独身者に翻弄されるパターンです。

 

この場合は既婚者側の恋愛経験が乏しいか、既婚者側が熱を上げ過ぎている場合に起こります。


独身である恋人がヤリ手なんですよね。
完全に独身者側が遊び人であるパターンもあります。
こうなってくると、恋愛経験が少ない既婚者側が恋人に遊ばれている感じがします。

 

また、既婚者側が熱をあげている場合は独身者の方がマイペースだったりします。
合コンに行ってしまったり、異性友達が多いなど、既婚者側の感情を上手に自分に惹きつけておく術を心得ているような感じですね。

 

本来なら、既婚者側の方が関係性をコントロールしやすいのに、そこを逆手に取られて完全に主導権を握られてしまうのです。
自分は既婚者だから何も言えないし、時間も自由にならない・・・。

こうなってしまうと、より深みにはまり抜け出せなくなります。
相手の独身者に翻弄されたまま自分を見失ってしまう最もやっかいなパターンです。

 

 

第1位 【知らないだ間に相手の結婚が決まっていた!!】


自分が既婚者で相手が独身パターン

 

だんだん相手の反応が鈍くなり「なんで?!」と思っていたら・・・・
相手は自分の知らない間に結婚が決まっていた。

実はこのパターンがダントツで多いのです。

 

お付き合いが順調であるときはラブラブなんですが、徐々に関係性に陰りが出てきます。
そのうち、相手からの連絡が減り、会える機会が減っていき・・・・
そして連絡しても返事が来なくなります。


なんとか相手に詰め寄って話を聞くと「実は結婚が決まった」という衝撃的な事実を聞かされたりするんですね。

本人から聞ける場合はまだ良いのですが、周りの噂で知るケースもあります。


問い詰めると「いつかは伝えようと思っていた・・・」という言葉が返ってくることなんかもあります。

いずれにしても、唐突でしかも一方的な終わり方に既婚者側が納得することもできぬまま関係性に終止符が打たれるケースが多いのです。

 

 

 

 

いかがでしょうか?
どれも残念な結果ばかりですが、これが現実です。
一般的な恋愛でも失恋なんて多々あります。
不倫は最初から障害がある恋愛なので成功率が低いのも無理はありません。
そもそも難しい恋なんですよね。

 

ただ、それでも数は少ないですが私が占い師をやってきた中で「そういう結末もあるんだね」と思えるケースが何個かありました。

以下のケースはご本人様からの承諾を頂いて掲載しています。

 

 


【もう一度ちゃんと恋をしよう】

 

女性側が既婚者で男性側が独身でした。

 

不倫関係が始まり、女性側は恋人と対等な関係になれるよう離婚を進めようと努力します。
でも思うように離婚は進みません。
気づくと2年が経過していました。


相手の男性は「待っている」と言ってくれているものの、自分がいつ離婚できるか分からないまま彼の人生を束縛するのは良くない・・・。
それが彼女の悩みでした。


また、女性側の配偶者には確証は握られていないものの、異性関係を疑われています。
そういう状況では恋人と連絡すらままならない状況が長引きます。
意を決した女性は自分から彼に別れを告げました。

 

「離婚が成立したらメールするね。もしそれまでにあなたに恋人や奥さんができていたら、私のメールは受信拒否にしておいて。」

 

それから1年以上経過してようやく離婚が成立しました。
女性は思い切って元彼さんにメールしました。

結果、彼からメールの返信があり、二人は再び恋人になることができました。
元カレさんは、いつか女性から連絡があることを信じて貯金をしてくれていたそうです。
今ではお子さんもできて幸せな家庭を築いていらっしゃいます。

 

 

【離婚できたよ、ありがとう】

 

女性側が既婚者で男性側が独身でした。


不倫関係が始まり、本気で彼と一緒になりたいと思った女性は全てを捨てる決意で離婚をしました。
元旦那さんとの暮らしは裕福な生活で、離婚したことにより収入源がなくなりました。
生まれて初めてのパートでは苦労が多かったのですが、大好きな彼と一緒になりたい一心で一生懸命働きました。

 

ですが、二人の恋愛は徐々に雲行きが怪しくなります。
いつしか彼の態度は冷たいものになり、そのうち連絡してもスルーされることが増えていきます。
結果、彼には新しい恋人がいたことが発覚しました。

 

「好きな人がいるから別れてほしい」

 

その言葉に女性は衝撃を受けました。

 

「私は全てを捨ててあなたの為に離婚したのに!!」

 

女性はどうしても納得がいかず、不安定な心を持て余していました。


でも、時間の経過とともに少しずつ受け入れていくことに成功し、今では「離婚したことで学べたことが多かった!自分で収入を得ることの大切さも分かったし、働くのが好きみたい。」と前向きにとらえていらっしゃいます。

 

そして、元カレとの出会いって何だったと思う?


と聞くと・・・

 

「離婚するための切っ掛けをくれた人やね!」

 

と笑顔で仰っています。


納得できない気持ちがあったけど、自分との折り合いをつけて「今をどう生きるか?」を考えた結果、離婚した人生に価値を見出すことができたようです。

 

 


このように、不倫によって人生が変わっていく人もいます。

 

どう変わるのか?
どう変えるのか?

 

それは本人次第ではありますが、それでもプラスに変えていける要素もあるんですよね。
もちろん、それは不倫ですから配偶者という立場を踏みつけた行為であることには違いありません。
その部分はしっかりと自覚しておくべきですし、綺麗ごとで済ませられるお話ではありません。


ただ、恋愛の形態としての「不倫」は非常に多いものだと思います。


そして「自分は絶対ない!!」と思っていても、もしかしたら・・・ってこともありますよ?
案外、あなたの身近なところにも「不倫」があるかもしれませんよ。

 

いま不倫に悩んでいる人も、これからその世界に足を踏み入れちゃうかもしれない人にも「そういうことなんだ・・・」と思ってもらえたら記事にした甲斐があるってもんです。

 

このシリーズはこれで一旦終了となります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。
 


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